2013年 さっぽろ東急夏休み将棋祭り 第1日目

年に1度の祭典「東急将棋祭り」、今年も開催して下さいました。
東急百貨店様、北海道新聞様、そして棋士の皆様に感謝、感謝です!

参加した苫小牧支部会員の様子などをレポートします。
もれ、間違いなどあったらごめんなさい。
コメントでご指摘ください。

【二段獲得戦】
Aさん、将棋教室生のFくん、Iくん、そして不肖管理人Sの4名が参加しました。
Iくんは当初は出る気がなかったようで、観客席に座っていたのですが、大人達から「出なさい!」と言われ(半強制的に)出場(笑)
でも、大会は参加することに意義があります。
Iくんにとっては確かに手強い相手ばかりだったかもしれませんが、その対局から何を学ぶかが大事です。
Sは初戦で函館の強豪Sさんと対戦。(クジ運いいね~)
中盤まで結構いい勝負になったと思いましたが、こちらの読みぬけから一気に突き放されて敗戦。
Aさんも1回戦で強豪の方にあたってしまったようで1回戦負け。
ちなみにその方はベスト4まで勝ち進んでいました。

大人陣があっさり消える中、1人気を吐いたのがFくん。
快進撃でベスト8まで勝ち進みました。
準々決勝では旭川のHさん(父)と対戦。
0813001.jpg
Hさんのと金がFくんの陣に迫りかけた瞬間、左美濃の玉頭に捨て駒&馬切りで鋭く切り込み制勝。
見事な寄せでベスト4進出を決めました。強い!
準決勝の相手は何とHさんの息子さん。
0813002.jpg
やはりHくんは強かった。お父さんの仇討ちをしっかりと果たし決勝進出、そのまま優勝したとのこと。
おめでとうございます。
Fくんのベスト4も立派な成績です。お疲れさまでした。(明日の初段戦は一躍優勝候補??)


【上級戦】
二段免状を持っているKくん(高2)がこちらに参戦しました。
私が見た将棋は、相居飛車(矢倉模様)で急所に成駒を作られ苦しめでしたが、粘りに粘って上部脱出に成功し入玉を確定させました。
二枚の龍と角で自玉を狙われており、まだ絶対安泰とは言えない局面ということもあり、さらなると金作りを目指したのですがこれが逸機。相手玉を寄せる手段を封じられ、最後は要の馬を取られる展開になってしまいあえなく投了。大熱戦は惜しくもKくんの負けとなりました。
しかし身上である粘りは存分に発揮しました。

【小学生大会】
SくんとKくんが参戦。
(Sくんの結果を聞くのを忘れていました。知っている人教えて下さい)
優勝候補筆頭のKくん(小6)は翌日の席上対局権を得るべく、破竹の勢いで決勝まで勝ち上がりました。
が、決勝で千葉県から参戦したFくんに相矢倉戦で敗北し、無念の準優勝となりました。
翌日の席上対局まで文字通りあと一歩でした。残念…
が、詰将棋の懸賞に当選し東急商品券を見事にゲット。タダで転ばないところはさすがです(笑)

【10面指し指導対局】
小中学生限定の特別企画です。
教室生のIくん、Sくん、Kくんが幸運にも上野五段に指導して頂く機会を得ました。
ただ、管理人は所用のため最後まで見届けることができませんでした。
日頃の勉強の成果、そして先日日浦先生に指導して頂いたことを生かせたでしょうか?
結果をご存じの方、コメントで教えて頂けると幸いです。
Kくん…飛車落ち
Iくん…四枚落ち
Sくん…四枚落ち

【指導対局】
初戦敗退してフラフラしていたAさんと私が何と当選。ありがとうございます。
Aさんは上村四段に飛香落ちで挑戦。
ギリギリの斬り合いになったようですが、Aさんの刃先がわずかに届かず惜しくも敗れました。(ように見えました、投了図を見た限りでは)
私は深浦九段に飛香落ちで教えて頂きました。
実は私は数年前に深浦九段に二枚落ちで教えて頂いたことがありました。
その時に勝たせて頂いたこともあり、ワンランクアップして飛香落ちをお願いしました。

局後、ipadを駆使して何とか棋譜を再現できたので、恥ずかしながら掲載します。
少しでも何かのお役に立てば幸いです。

※最終盤の局面について、2日目に深浦九段に直接お話を聞くことができました。内容は「続きを読む」からどうぞ。

会場では、苫小牧支部の大会に来て下さった札幌や旭川の方々とご挨拶・お話もできてよかったです。
北海道新聞様、東急百貨店様、棋士の皆様、ありがとうございました。

(管理人S)
111手目△7二玉と引かれた場合、
▲7三香△6一玉▲5三桂打△同金▲同桂不成以下の即詰みがあります。
これはかなり時間をかけて発見したもので、対局中は全く読めていませんでした。
△7二玉と引かれていたら私の力なら負けていたでしょう。
では深浦九段は緩めてくれたのか?
真相を明らかにすべく、将棋祭り2日目、会場内にお見えになっていた深浦九段に恐る恐る聞いてみました。
※ipadに入力した棋譜画面をお見せして質問
すると…
深浦九段「ああ、△7二玉と引いたら▲7四香△同銀▲同金と上部を圧迫されてさらにひどい形になってしまいますので、△6二玉と引いて潔く詰まされる順を選びました。」
私「でもこの局面は下手玉が詰めろになっているのでは?」
深浦九段「危なそうですが、例えば△6七歩成▲同玉△7六角には上部に逃げ込めば大丈夫ですね。」
私「あ~…てっきり下手玉は詰めろだとばかり思ってました。」
深浦九段「下手玉はまだ大丈夫ですので、詰めろを続けていけば勝ちですよ。」
ここで詰み筋のお話をしてみました。
私「△7二玉に▲7三香からの詰みは難しいので、お情けで△6二玉と引いてくださったとばかり思っていました。」
深浦九段「え、△7二玉でも▲7三香で詰みました?(約5秒)あ~本当だ詰みますね。よく発見されましたね。」

というわけで、お情けをかけてくれたわけでも何でもなく、上手は最善の頑張りで応えてくださっていたようでした。
2日目の席上対局のときに、青野九段が解説でお話されていました。
「指導対局のときに、上手(プロ)が下手を何とか負かしてやろうといたずらに粘って惑わせたりするのはダメなんですよ。指導なんですから。でも、そういうダメなプロがいるんです。下手によい筋(詰み筋・攻め筋など)があるときには、その手に気付いてもらうように指すことが大事なんです。」
深浦九段の指し方は正にこういうことなんだな、と改めて思った次第です。
私も将棋教室で指導対局をするときには心していきたいと思います。

深浦九段ありがとうございました。
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じぇじぇじぇ

管理人さんのブログはてんこ盛りで、楽しさが伝わってきて面白いです。今年も仕事で行けませんでしたが、その場にいる感覚になりました。F君のHさん親子との対戦はまさにじぇじぇじぇですね。
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