2014年 さっぽろ東急夏休み将棋祭り 第1日目

北海道の将棋ファンが一番待ち望んでいる「東急将棋祭り」今年も開催となりました。
東急百貨店様、北海道新聞様、来道下さった棋士の皆様、ありがとうございます!
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↑今年は北海道出身の棋士が揃い踏み。右から3人目は当支部師範の日浦市郎先生です。

今年も不肖管理人Sが、苫小牧支部会員の戦いの様子をレポートいたします。
もれ、間違いなどありましたら、コメントでご指摘ください。

【二段獲得戦】
Aさん、Oさん、Fくん、私Sの4名が参加しました。
Oさんは〆切ギリギリ近くの到着でした。
来年はもう少し早くお越しください(笑)

4人の中では大本命のOさんでしたが、まさかの初戦敗退を喫してしまわれたようです。
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↑Oさん(左)は力を出せず無念の敗戦。どんだけレベル高いんだ~二段戦!

Aさんの1回戦は相手の四間飛車にAさんの居飛車で対抗形。
例によって?序中盤でのミスで形勢を損ねたようで、リードを許したままの終盤戦。
Aさんの玉に目をやるとは、いつものように守備駒がない!(笑)
にもかかわらず、自玉には(ほとんど)目もくれずに攻めかかるAさんの気迫に押されたか、
最後の最後にまくりが決まってAさんが逆転勝ちを収めました。(ように見えました)
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↑十八番の玉さばきで相手の思考を惑わせ勝利を収めたAさん(左)
2回戦は相振り飛車(四間飛車対三間飛車)。
相手に仕掛けの糸口をつかまれ、そのまま攻め込まれて敗れてしまいました。

先日念願の初段を獲得し、その勢いを駆って二段を…と目論むFくん。
1回戦は相振り飛車から端攻め一本で攻めつぶして勝利。
2回戦は右玉に構えましたが、相手の速攻をもろに受けて敗戦。
久々?で勘が鈍っていたのでしょうか…惜しかった。

さて、残るは私Sですが…
今年になってから、大会・例会にも参加できず、棋力低下が著しいことこの上ありません。
例年通り、初戦敗退→指導対局申し込みで運よく当選コースを…と考え、気楽に参加しました。
初戦は何とみずならのAさん。
そう、二年前に苫小牧支部の初段獲得戦で優勝をかっさらっていったあのAさんです(笑)

先手S
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▲6四銀△4六角▲5五歩△6三歩で迎えた図の局面。
ここで幸運にも詰み筋が見えて勝利。(本譜は21手で詰みました)
久々の初戦突破を果たしました。

2回戦は大学生風の青年。
先手S
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相手の四間飛車に私の居飛車右4六銀急戦+箱入り娘(知る人ぞ知るマイナー戦法)
この直前、私が一手パスに近い疑問手を指してしまったのですが、
ここで▲4五歩が案外うるさかったようで、手順に桂香を拾って、飛車がさばける望外の展開に。
そのまま押し切ることができました。

3回戦はM本さんという方(後から確認)
先手S
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相手のゴキゲン中飛車に私の居飛車(飯島流引き角)。
相手が不慣れだったためか、序盤でずいぶんとうまく立ち回ることができ、図の局面では駒の働きが大差。
悲観派の私でもここはさすがに相当いいと思ったのですが、ここで安全重視の▲6六銀と引いた手が今一つだったようです。
激指先生によると、ここは▲4四歩と垂らしてから▲7六歩~▲7七桂と活用していくのがよかったようです。なるほど、そういうものですか。
本譜は角を交換してから天使の跳躍▲5三桂成となって満足、と思っていたのですが、歩の叩きに対応を誤り、角の両取りをかけられて成桂を抜かれてしまいました(涙)
以後はじわじわと差を広げられながらも粘りましたが最後は力尽きて敗戦。
途中に相手の失着もあり、形勢を戻した場面もあったと思いますが、私もお返しの悪手で決め手を与えてしまったのが痛かった。
あとは終盤受けすぎてしまったことか。
どこかで強く反撃に出なければいけませんでしたが、その機会を掴めませんでした。
終局後、Fくんに「え!?あの将棋を負けたんですか?」と言われるほどでしたので、相当こちらが良かったのかなぁ。
惜しい将棋を落としてしまいました。残念。
でも、自分としては3局とも力を出せたと思うので満足です。
ちなみにこのM本さんという方が二段戦で優勝されました。
優勝者に途中までリードしたんだから、これは自信持っていいのか?(違)
<結果>
Aさん(2回戦)
Fくん(2回戦)
Oさん(1回戦)
S(3回戦)

【上級者戦】
高校生のK山くんと中学生のK野くんが参戦しました。
1回戦は相手の石田流に居飛車で対抗。
相手の仕掛けに乗じて抑え込みに成功し、勝利。
2回戦は相穴熊戦。
対局場所が管理人の隣りだったので、少し様子がうかがえたのですが、
どうもKくんの指し手は自陣に向かっていることが多かったような気がしていましたが…
予感は的中し、先に食いつかれてそのまま寄せきられてしまったようです。

K野くんの1回戦は私の盟友である旭川支部のFさん。
私といいFさんといい、今年は1回戦から知り合いに当たるのが多いような…(苦笑)
Fさんは大会優勝で四段免状をゲットしている強豪ですが、相矢倉戦を制したのはKくんでした。
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↑道北の将棋伝道師Fさん(右)は将棋指導者の意地でK野くん(左)の前に立ちはだかろうとするも、結果はK野くんの恩返しが決まる(笑)
K野くんの対局は、準々決勝を少し観戦しました。
旭川の大学生F田さんとの相矢倉の熱戦。最後は即詰みに打ち取り準決勝へ駒を進めました。
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が、準決勝はO本さんに敗れ3位。
ですが、全道クラスの猛者が集う大会で3位は立派です。
3位入賞おめでとうございます。!
<結果>
K野くん(3位)
K山くん(2回戦)

【小学生大会】
私が把握しているのはAくん、Sくん(兄)の二人でした。
Sくんの1回戦は相居飛車で楽勝。(本人談)
続く2回戦も相居飛車で楽勝。(本人談)
しかし3回戦の相手がAくん。苫小牧支部の同士討ちとなってしまいました。
Aくんの四間飛車にSくんの居飛車で、Aくんが勝利しました。
その後も勝ち進んだAくんは準決勝に駒を進めました。
相手は、苫小牧支部の大会に度々参加してくれているI原くんとの一戦。
管理人が局面を見たときには、I原陣は左美濃が健在なのに対し、Aくんは美濃囲いを崩され風前の灯。
一目「これはさすがにダメか…」と思ってしまったのですが、ギリギリの受けで相手の攻めを遅らせ、その間に二枚飛車を敵陣におろし瞬く間に勝負形に。少し目を離して再び局面を見て驚きました。
最終盤、Aくんの玉にうまい寄せがあったかもしれませんが、一足早く相手玉を寄せきったのはAくんでした。
苦しい展開でも際どい局面に持ち込み、形勢をひっくり返した剛腕ぶり、これで2年生というのだから恐れ入ります。
もしかすると「Sくんの分も頑張る。」という強い気持ちも後押ししたのかもしれません。
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↑お父さんが見守る中、驚異の勝負術で逆転勝ちを収めたAくん(奥)

決勝はN方くん。何とAくんと同じ小学2年生です。
小学2年生同士の決勝はもしかして東急大会史上初ではないでしょうか。
お互い四間飛車の相振り飛車、我が道を行く将棋です。
AくんはN方陣に生じた隙を見逃さず、と金作りに成功してポイントを挙げました。
しかし、その後の攻めをやや急ぎすぎてしまったようです。
歩切れになった瞬間に厳しい反撃を受け、無念の逆転負けとなってしまいました。
両者力のこもったいい将棋でした。見るものをひきつける力がありました。

AくんとN方くん、そしてS藤くんのトリオがそろう今年の2年生は層が厚いですね。
これからも刺激しあうライバルとして、切磋琢磨してほしいですね。
今月末のテーブルマーク大会、低学年の部での熱い戦いに期待です。
<結果>
Aくん(準優勝)
Sくん(3回戦)
Sくん指導対局(野月七段に四枚落ちで、「下手弱いふり向かい飛車」(※詳細は駒落ちのはなしを参照)で挑むも敗戦。残念。

会場では、今年も道内将棋関係者の方とたくさんお会いし、お話もできて楽しかったです。
有意義な時間を過ごすことができました。
北海道新聞様、東急百貨店様、棋士の皆様、ありがとうございました。

P.S
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奇跡的に?休みを取ることができたN幹事長、大会運営から席上対局の秒読みまで裏方として尽力されました。
N幹事長も疲れ様でした!

(管理人S)
※2日目は残念ながら欠席ですが盛会を祈念します!
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