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はじめの一歩からの指導 ②

 さて、お子さんにルールから教えるときに、指導者がとても重宝するグッツが、ごぞんじ「どうぶつ将棋」。
 
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デザインがかわいらしい 未就学のお子さんでもOK
 
 この「どうぶつ将棋」を指導に用いるとき、筆者が気をつけたのが、将棋のルールの本質を意識しながら、それを子どもに理解できる簡単な言葉や動作でサラッと教える、というところです。
 将棋のルールの本質を列挙すると、たとえばこのようになります。

  ① 駒には種類に応じた個性(動かせるマスと動かせないマス)がある
  ② 自分の駒と相手の駒に分け、決まった初形に配置する
  ③ 交互に駒を盤上で動かす(自分が指したら次は相手の番になる)
  ④ 相手の駒は取ることができる
  ⑤ 取った相手の駒は自分の駒として打てる
  ⑥ 相手の玉を詰ましたら勝利 

 どうぶつ将棋の大盤という面白いものが支部にありました。コミセンで教えたときは、この大盤を使いました。
 もちろん大盤がなければ、講師がどうぶつ将棋セットの前に座り、生徒の目の前で同じようにやってよいです。

 (講師) (駒をつまんで生徒に見せる)この動物、なにか分かる?
 (生徒) ライオン!
 (講師) (駒を盤に置いて)どう動く?
 (生徒) まわり全部! どこでも!
 (講師) いちばん強いのはライオンです。捕まったら負け。相手のライオンを捕まえたら勝ち。大事だから中心ね(盤のB4のマスに置く)。
 (講師) (駒を持って)次、この動物は?
 (生徒) ゾウ!
 (講師) (駒を盤に置いて)どう動く?
 (生徒) ナナメ!
 (講師) ライオンとちがって、動けないところがあるね
 (生徒) 前と横!
 (講師) ゾウは大事なライオンを守ります。ライオンを見るように置こうね(盤のA4のマスに置く)
  <以下 キリンとヒヨコを同様の手順で説明>

 こうやって駒を初形配置どおりに並べながら、各駒の動きも説明します。前に述べた将棋のルールの本質でいうと、①②を一緒に教えています。

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どうぶつ将棋の初形配置

 なお自分の駒を一通り並べたら、次に相手の駒を並べます。
 自分の駒は、ゾウが左、キリンが右ですが、相手の駒は、ゾウが右、キリンが左になります。
 これを教えるとき、「相手の駒は向きがさかさま、置くところもさかさま」と声をかけます。
 「相手の駒は自分から見て上下反対の動きになる」というのは、本将棋で初心者が意外と苦労する部分です。キーワード(さかさま)やジェスチャー(たとえば右手を下、左手を上にしてからクルッと上下を入れ替える)で最初から意識させるとよいでしょう。

<文責 大谷和広>
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