FC2ブログ

つめしょうぎのときかた⑨ こまをノビノビつかう (にゅうもん・しょきゅう)

 きょうも 飛の1手づめをつかった つめしょうぎをといていきましょう。
 テーマは 「飛をノビノビとおおきくつかう」です。


2020-05-16(飛大きく)①

 せめごまがたくさんいて すぐつみそうです。
 でもおしい あといっぽで つみません。
 玉から とおくはなれたところに 飛がいます。
 この飛を おおきくうごかして トドメをさしましょう。




<れんしゅうもんだいのこたえ>

▲1二銀成 △同玉 ▲2一飛成 まで3手づめ

 しょては 玉のちかくにいる銀を おもいきってすてます。
 この銀がいるので 飛がつかえていません。
 銀がいなくなったところで とおくの飛を 玉にグッとちかづけます。
 玉のそばに さいきょうの龍をつくれば どこにもにげられません。
 
* 「両王手(りょうおうて)」
  しょて▲1二銀成としたきょくめんを みてください。
  ▲1二成銀と▲5一飛 ふたつのこまで △1一玉に王手がかかっています。
 ふたつのせめごまで どうじに王手をかけるのを 「両王手(りょうおうて)」といいます。
 両王手は あいての玉をいっきにつますひっさつワザです。おぼえておきましょう。


2020-05-16(飛大きく)③

 せめごまの 龍と角で 玉をかこんでいます。
 よくみると 玉のにげられるマスは 2つしかありません。
 そのマスににげられたら 龍でどう王手するか かんがえてみましょう。
 龍をノビノビつかうため もちごまの銀は すててしまいます。
 



<れんしゅうもんだいのこたえ>

▲1三銀 △同玉 ▲1一龍 まで3手づめ
▲1三銀 △3三玉 ▲4三龍 もせいかい
 
 玉のにげるマスは 1三と3三です。
 △1三玉とにげられたときは ▲1一龍とします。玉と龍とのあいだが1マスあいていますが 王手です。龍のちからで 1四ににがしません。
 1二にあいごまをうっても ▲1二同龍とすれば ▲3四角が1二にきいているので つみです。「むだあい」といい つみのてすうに かぞえません。
 △3三玉とにげられたときは ▲4三龍と こんどは龍をバックします。
 どっちに にげられても 龍で王手すれば つかまえられます。
 そこで▲1三銀と にげられてもつかまえられるマスから すてごまをします。
 さきほど たしかめましたが △1三同玉には▲1一龍 △3三玉には▲4三龍で ピッタリつんでいます。


2020-05-16(飛大きく)②

 こんどは 玉がいろいろなところに にげられそうです。
 でも龍が タテにもヨコにもきいています。
 そして かくれたみかたは 香。
 この龍と香をつかった カッコいいせめがあります。
 



<れんしゅうもんだいのこたえ>

▲2一金 △同玉 ▲1一龍 まで3手づめ
▲2一金 △3三玉 ▲4四龍 もせいかい
 
 カッコいいせめを はっけんできましたか?
 そう ▲1一龍です。香がとおくからきいているので 玉で龍をとれません。
 この飛のしたに香があるかたちを 「じどうしゃとエンジン」にたとえることがあります。とてもスピードがでそうですね。
 でもいますぐ▲1一龍とやると △3三玉とべつのほうに にげられます。
 そこで▲2一金と もちごまの金をすてます。
 △2一同玉ととらせれば こんどこそ▲1一龍とします。3三ににげられません。
 なお ▲2一金に△3三玉とにげたら こんどは▲4四龍とヨコにうごかします。龍が4二にもきいて ピッタリのつみです。


2020-05-16(飛大きく)④

 金が玉をまもっています。
 せめのてがかりが むずかしそうです。
 でもだいじょうぶ 龍がとおくから きいています。
 “きゅうしょ”をせめれば いっきに龍がはたらきます。




<れんしゅうもんだいのこたえ>

▲1四金 △同玉 ▲1五龍 まで3手づめ
▲1四金 △同金 ▲2二龍 もせいかい
 
 “きゅうしょ”は1四です。
 もし 1四に玉がいけば せめごまの龍が玉にちかづき あぶなくなります。
 もし 1四に金がいけば 玉をシッカリまもっていた金が はたらかなくなります。
 このように まもりのどのこまがそのマスにうごいても つみやすくなるばあい そのマスを “きゅうしょ” といいます。
 この“きゅうしょ”に ▲1四金とせっかくのもちごまをすてます。
 もったいないようですが せめのしゅやくの龍がはたらきます。
 △1四同玉とすれば 玉が竜にちかづくので ▲1五龍がきめてになります。
 △1四同金とすれば まもりの金がはたらなかなくなるので ▲2二龍とできます。

 それでは きょうのつめしょうぎを といてみましょう。

2020-05-16(飛大きく)⑤

 <ヒント> “きゅうしょ” をみつけて せめましょう

 こたえを 「コメント」らんにかいて おくってね! 
 したのきごうを コピーして はりつけてつかおう
  ▲ △ ▲ まで 3手づめ

<文責 大谷和広>

* 読者のみなさまへ
本稿は、将棋を業としないアマチュアが、初心者の小学生に詰め将棋の楽しさを教えることを目的にしているので、寛容な心でお読みいただけますとありがたいです。
また今回のように、テーマに沿った作品が意外と拾えず、手作りすることもあります。同一作をチェックできなかったり、不完全作となる場合もありますが、そういうときはお手数ですがコメント欄でご指摘いただけると幸いです。
(たとえば「きょうの詰め将棋」も同一作や余詰めが気になり、調べてみたのですが、発見できませんでした)。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

O・Mさんへ

ムムッ! あっさり正解ですか? やるな!
次回は5手詰めを出す予定です。
プロフィール

日本将棋連盟苫小牧支部

Author:日本将棋連盟苫小牧支部
FC2ブログへようこそ!当支部へのお問い合わせは…tomakomaishogi-receiveonly☆yahoo.co.jp
※☆を@に変えてご送信下さい。

小中学生将棋教室生徒募集中!
180224_とまこむ記事
お問い合わせは支部メールにてお願いします。
カウンター
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ

カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR